青海地区にあるオブジェ・モニュメント

オブジェ・モニュメントマップ

・マップのレイヤーから「青海地区」以外のチェックを外すと見やすくなります

青海北ふ頭公園

東京国際クルーズターミナルを結ぶ道路沿いに広がる公園です。コの字型はかつて臨海副都心開発ともに完全に埋め立てられた有明南運河の名残となっています。北側の岸壁の東八潮緑道公園は品川区に属します。現在は南極観測船・宗谷が係留されています。

南極観測船『宗谷』

船の科学館で保存・展示されている南極観測船です。以前は対岸にありましたが、東京国際クルーズターミナルの整備に伴い現在の位置に移動しました。

南極観測船「宗谷」│船の科学館公式、ホームページ 

羊蹄丸のスクリュープロペラ

かつて船の科学館の別館として係留されていましたが、解体されそのスクリュープロペラが引き続き園内に展示されています。船の科学館の展示物です。

青海南ふ頭公園

 品川ふ頭と向き合う形でL字型に広がる公園です。南北に広がるエリアは開放的な空間で、テレコムセンターの背後に広がる東西のエリアは木々に囲まれ池などが整備されてそれぞれ全く違う雰囲気を楽しめます。

レインボーのオブジェ (名称不明)

展望広場の壁に描かれている謎の模様。簡単に調べた限りでは情報に辿り着けなかったため、ご存じの方がいればお教えいただけますと幸いです。

青海南ふ頭公園地下駐車場

臨海副都心の開発にあわせて整備された地下駐車場です。都市開発見直しによって想定された需要が見込めなくなり、時折イベントスペースとして利用されるに留まっています。公園敷地内にも出入口があり、とりわけ道路に面した入口は当時のままとなっているために遺構のオブジェのように取り上げられることがあります。東京オリンピック・パラリンピックの関連施設としても活用されました。

日本科学未来館

 最新の科学技術の展示をはじめとした科学技術と人々の交流をコンセプトとした施設です。

地球まほろば

ウエストプロムナードに面したところに設けられた石碑です。日本科学未来館初代館長 毛利衛さんの名前とともに「地球まほろば」と刻印され、上にはスペースシャトルが乗っています。

ウエストプロムナード (シンボルプロムナード公園)

 ウエストプロムナードは東京港とレインボーブリッジをのぞむお台場海浜公園の展望デッキからテレコムセンター前に広がる緑豊かな滝の広場までを結んだ遊歩道を指します。台場地区と青海地区を南北に結んでいます。

自由の炎(像)

「自由の女神像」が設置されるきっかけとなった「日本におけるフランス年」の一環として、2000年11月に寄贈されました。

ROUND STRUCTURE 1995

東京都が実施している野外彫刻事業の一環として設置されたものです。このエリアにあるオブジェの説明がオブジェ奥の道路沿いにあります。

野外彫刻|東京都生活文化局 

内田晴之 / ROUND STRUCTURE 1995 | @ART 

碧空の花

東京都が実施している野外彫刻事業の一環として設置されたものです。

野外彫刻|東京都生活文化局 

眞板雅文 / 碧空の花 | @ART 

重力の無い杜

東京都が実施している野外彫刻事業の一環として設置されたものです。

野外彫刻|東京都生活文化局 

齋藤史門 / 重力の無い杜 | @ART 

天皇陛下御在位二十年記念

滝の広場前に置かれている標。文字通り2009年の在位20年を記念したものですが、それ以上の情報が見つからずでした。

「青海噴水公園」

滝の広場から北の道路に面した部分まで、東京都が管理する照明などに記載されている名称です。ここはシンボルプロムナード公園の一部であり、同じ名称は臨海副都心開発時の資料で目にする程度です。管理目的でこの名称が残っているのかもしれません。

テレコムセンタービル

東京テレポートタウンを建設する上で高度な情報施設や衛星通信施設を兼ね備える施設として建設されました。ウエストプロムナードの真正面にあり、対岸の東京タワーと通信するよう開けた作りが意識されました。現在はデータセンターを兼ね備えており、空港らしい内部の雰囲気からドラマのロケ地としても有名です。

ユニコーンガンダム立像

 有名な等身大ガンダム立像です。所定の時間になるとライトアップなどが行われています。(2018年9月24日設置)

テレポートブリッジ

 湾岸道路に遮られている台場地区と青海地区を結ぶ歩道橋です。元々はスカイウェイと呼ばれ、ウエストプロムナードの支線として設けられました。当初は同じ幅の歩道橋が青海駅と青海客船ターミナルの合計3本が建設される予定でした。

テレポートブリッジ主塔

お台場の至る所から見える傾斜した主塔が特長です。

ビルの間を通り抜ける歩道橋。

夜は宇宙空間のような雰囲気を醸します。

真実の口 ※閉館済

ヴィーナスフォート 2Fのメインゲートを通った先にあります。「日本におけるイタリア2001年」を記念してイタリアから寄贈された「真実の口」のレプリカです。真実の口の近くにはどのようにして精巧なレプリカを制作したかその過程などが読めるようになっています。

ヴィーナスフォート後の移設については特に発表がされていません。

NEOGEO・SNKのマーク ※解体済

かつて存在したネオジオワールド東京ベイサイドの名残。2枚目の右奥にあるハートは見えたらラッキーとされるイルミネーションです。パレットタウンの閉館に伴い解体され姿を消しました。

センタープロムナード (シンボルプロムナード公園)

センタープロムナードはウエストプロムナードと交差するセントラル広場からイーストプロムナードと交差する石と光の広場までの遊歩道を指します。青海地区と有明南地区を夢の大橋を介して結んでいます。

花形の水飲み場 (正式名称不明)

花と植物のような特徴的な形をした蛇口が用意されています。ランニングコース沿いのためか2人同時に飲める大型のものとなっています。

門のようなオブジェ (正式名称不明)

定期的にミスト噴射して涼をとれるようになっているほか、夜はライトアップされています。

バクのオブジェ

待ち合わせ場所の目印として花のオブジェとともに2020年春に設置されたオブジェです。周囲には寝そべって写真を撮れるスポットも用意されていますが、夏場は高温になってしまうため触れないよう囲いが設けられます。

シンボルプロムナード公園お知らせ|海上公園なび 

「TOKYO」ワードマークモニュメント ※移設済

センタープロムナードへの仮設置を経て2021年末に本設置されたモニュメント。正面にはTOKYOと撮影スポット。後ろには臨海副都心縁ある施設などのシンボルが描かれ、それらを覆うように富士山が描かれています。さっそくお出かけやペットとの記念撮影場所になりつつあります。

夢の大橋 田中賞受賞記念碑

田中賞とは、社団法人土木学会が橋梁・鋼構造工学で優れた業績に対して会員賞のひとつとして設けたものだそうです。夢の大橋(当初の仮称はシンボルプロムナード橋・別名ドリームブリッジ)は有数の橋幅を持つ歩道橋として整備され、1995年に田中賞を受賞しました。近隣の橋ではレインボーブリッジも1993年に受賞しています。

公益社団法人 土木学会賞 田中賞受賞一覧 

青海橋

夢の大橋の隣にある橋です。かつての海岸線沿いに架けられた橋です。1987年〜1991年までは工事用道路、1991年〜1994年までは一般道として供用されました。

並行した臨海副都心開発始動に伴いパレットタウンエリアの埋立てや区画変更が行われ、道路の役割を夢の大橋やあけみ橋に取ってかわられました。その後解体工事費の関係から現在も残されています。しばしば廃橋と表現されますが、一般供用されていないだけで2019年頃までは平日昼のみ周辺住民向けに開放されていました。2021年に入り撤去に向けた動きが見受けられます。

まちなかのオブジェなど

そのほか青海地区を歩いていて見かけるオブジェなどをピックアップしました。

平地にあるゆりかもめのアップダウン

平地に不自然に作られた凸形の傾斜です。臨海副都心開発が始まった当初ここにスカイウェイと呼ばれる歩道橋を設ける予定があり、敷設を見越したのかもしれません。他にも青海駅からセンタープロムナードに向けたものも計画されていました。実際にスカイウェイとして完成したのはテレポートブリッジのみです。

道がないT字路

青海駅のすぐ横にあります。自動車が進入できないよう封鎖され、現在はレンタルサイクルのピットが置かれて実質歩道となっています。パレットタウンができる前にはここからセンタープロムナードへ繋がる道がありました。